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【和訳】Green Day – Extraordinary Girl

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[解説・意味]

30秒ほどのタブラ(北インドの太鼓)によるイントロは正直このアルバムの作風からは浮いている。無理矢理にでも良く言えば「アクセントになっている」ということにはなるかな。
出会ってから経過した時間を再現していると公式からの説明があるなら納得はいくんだけど。

歌詞は落ち込んでいる彼女を励ます彼という構図が思い浮かんだけれど、an image she wants to sell(彼女が売りたいイメージ)をどう解釈するかで、その後の訳も変わってくる。

自分が想像したのは売春。荒んでいる主人公の周りで売ったり、買ったりってなるとやはりそっちかなと。そのイメージをキスによって彼女から盗んだ、彼女の心のapocalypse(黙示録、世の終末)からという続くフレーズも含めて。

もっと健全なものならば、無理をして愛想良く振る舞って自分を偽りながら皆に好かれようとしている女の子に、男が「本当の自分らしく生きろ」と説得しているような印象。

でもどちらにしろ、最終的には、病んでいる相手を支え続けているうちにこちら側も病んでしまう、酷く疲弊してしまう、というような流れかな。
刺激的でイイ女と思っていたら、実は心の傷を抱えていて、主人公にはどうすることもできないと。元々器用な男でもないし。

デモ段階では主語はほぼSheだったので、その方向で想像を広げてみるのも面白いかも。勇気が欠けているのも、死んでしまいたくなるのもすべて彼女の方。落ち込んでいる様子がより伝わってくるので、そちらの方が自然っちゃ自然。

[日本語訳]

彼女は平凡ではない女の子
でもこの平凡な世界から
逃げ出せずにいるようだ

彼には勇気が欠けている
まるで置き去りにされた子供や
雨の中に取り残されたペットのように

彼女はまたひとりぼっちで
瞳から零れる涙を拭う
いつの日か彼は死んでしまいたい気持ちになり
彼女は泣くことにさえ疲れ果ててしまうだろう

彼女は鏡の中の自分を見つめる
売りたい自分の想像の姿
買いたい相手に見せる姿

彼はその想像の姿をキスで奪った
彼女の心の破滅から
その誰かさんの唇から

彼女はまたひとりぼっちで
瞳から零れる涙を拭う
いつの日か彼は死んでしまいたい気持ちになり
励ます意味もなくなってしまうだろう
二人とも気付き始めたんだ
彼女は泣くことにさえ疲れ果てている

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[Lyrics/歌詞]

She’s an extraordinary girl
In an ordinary world
And she can’t seem to get away

He lacks the courage in his mind
Like a child left behind
Like a pet left in the rain

She’s all alone again
Wiping the tears from her eyes
Somedays he feels like dying
She gets so sick of crying

She sees the mirror of herself
An image she wants to sell
To anyone willing to buy

He steals the image in her kiss
From her heart’s apocalypse
From the one called whatsername

She’s all alone again
Wiping the tears from her eyes
Somedays he feels like dying
Somedays it’s not worth trying
Now that they both are finding
She gets so sick of crying

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