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【和訳】Green Day – Walking Contradiction

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解説/Interpretation

グリーン・デイの1995年発売、4枚目のアルバム『インソムニアック』の最終曲で、最初のベストアルバム『International Superhits!』にも収録されている曲。

タイトルにも入っている通り、矛盾や偽善だらけの世の中を皮肉を込めて指摘したような歌詞。
自分自身も歩く矛盾なので、結局あれこれ言う資格なんてないというオチになっている。

歌詞中に登場するCatch 22というのは、アメリカ人作家ジョセフ・ヘラーによる、第二次世界大戦を舞台にした同名の小説からで、小説のタイトルは作中の軍隊規則第22項を指す。

その第22項は「精神に異常をきたした者は、自ら申請すれば除隊できる」というもので、主人公はその規則を利用して爆撃機への搭乗を逃れようとするが、
自分の精神の異常を自覚できる者は、まだ異常とは認められないので除隊はできない」と退けられてしまう。

といった内容から、どうしようもない板挟みな状況ジレンマといった意味を持つスラングとして定着した。

メンバー3人が街を歩き回り、気付かないままに大混乱を起こしていくMVは評価が高く、1997年のグラミー賞では最優秀ミュージックビデオ賞(短編)にノミネートされた。

日本語訳/Translation

俺のやることではなく俺の言うことに従え なぜなら
このクソみたいな状況はあまりに深くて抜け出せやしないから
反対意見を言わせてもらうが
お前の言うことには一言一句賛成なんだ
口先だけなら安いもんだが嘘にはツケが回る
俺の財布は肥え太り頭も同じくパンパンだ
当て逃げをしてさらにもう一発ぶちかます
俺は小賢しい野郎だがバカのふりをしているだけ

ルールは決められてはいつも破られる
銃の力を背景に混沌を支配する
思ったままを口にするぜ
たとえ生まれつき耳や目や口が不自由でも
宝くじで大当てした負け犬ども
いまだにシンナーを嗅ぐリハビリ施設を追い出された連中
絶え間なく続く自己否定
俺はキャッチ22の犠牲者なんだ

俺は信念など持ち合わせてはいない
だが信じている
俺は歩く矛盾そのもの
資格なんてありゃしないのさ

歌詞/Lyrics

Do as I say not as I do because
The shit so deep you can’t run away
I beg to differ on the contrary
I agree with every word that you say
Talk is cheap and lies are expensive
My wallet’s fat and so is my head
Hit and run and then I’ll hit you again
I’m a smart-ass but I’m playing dumb

Standards set and broken all the time
Control the chaos behind a gun
Call it as I see it even if
I was born deaf, blind and dumb
Losers winning big on the lottery
Rehab rejects still sniffing glue
Constant refutation with myself
I’m a victim of a catch 22

I have no belief
But I believe
I’m a walking contradiction
And I ain’t got no right

Do as I say not as I do = 私の振る舞いを見習うのではなく、私の言っている通りにせよ。という日本人には馴染みは薄いが、英語圏では有名な教訓で「口では正しいことを言うのに、自分はやらない」こと。つまり、矛盾や偽善。

My wallet’s fat and so is my head = 私の財布は太っている、頭も同じだ。
頭も太ったというのは比喩で、金を手に入れたので自尊心も肥えた。自惚れている。といった意味。

And I ain’t got no right = rightの中身は省略されているが、自己否定で「そもそも俺にはそういった矛盾を指摘するような資格・権利はないのだが」といった意味になるだろう。

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