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【和訳】Green Day – Fire, Ready, Aim

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[解説・意味]

『ファザー・オブ・オール⋯』の2曲目で、先行シングルカットでもあったが、1分52秒というかなり短めの曲。

Holiday」や「Know Your Enemy」に続いて、アイスホッケーのNHL(National Hockey League)のテーマソングとして北米では親しまれていたが、
日本のファンの中にはグリーン・デイ=アイスホッケーのイメージはほとんどないだろう。B’z=ラグビーのイメージはあっても。

タイトルが「撃て!構え!狙え!」と順番がおかしくなっているのは、ホッケーで落ち着いてゴールを狙えよという意味であり、
考えもなしに他者を攻撃する人々への揶揄でもある。メンバー曰くそういった人々への「日々の怒りを込めた歌」らしい。

より政治的な側面から考察すると、まあ、一期目のドナルド・トランプについてだろう。

whistle-blower=内部告発者という意味があり、kick the dogは弱者を攻撃する比喩なので、
まさに2019年に内部告発者とされる人物の名前を拡散していたトランプの動きそのもの。

ベイビーの誇大広告等もトランプお得意のやり口を指しているのは間違いない。

となると、アルバムタイトルの『すべてのクソ野郎共の父』というのもトランプを指しているのだろう。

時は少し流れて、2024年のトランプ暗殺未遂ではこの曲のタイトルのように焦りすぎたからか、銃弾は彼の右耳を掠っただけで失敗に終わり、現在進行系で世界中を混乱させる大統領として二期目を送っているが、
もしあの銃弾が当たっていたなら世界はどうなっていただろうか。
そうした暴力による現状変更は自分は望まないし、トランプ以外の大統領になっていたとしても、頼りないアメリカには変わりなかったと思うが。

[日本語訳]

ホイッスルが鳴ったら犬を蹴り飛ばせよ
嘘つき野郎め
気味悪い連中の餌は棒や骨で十分だよな
嘘つき野郎め
ベイビーは誇大広告のやり方を学んだ
ベイビーは誇大広告のやり方を学んだ
ホイッスルが鳴ったら犬を蹴り飛ばせよ
嘘つき野郎め

報復としてそいつを引き裂け
転覆させてやるんだ

構え 狙え 撃て
撃て 構え 狙え

ハンマーを口に突っ込んで黙らせてやる
嘘つき野郎め
打ちのめして歯を地面に叩きつけてやる
嘘つき野郎め
ベイビーは大口の叩き方を覚えた
ベイビーは大口の叩き方を覚えた
打ちのめして歯を地面に叩きつけてやる
嘘つき野郎め

報復としてそいつを引き裂け
転覆させてやるんだ

構え 狙え 撃て
撃て 構え 狙え

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[Lyrics/歌詞]

Kick the dog when the whistle blows
You’re a liar
Feed the creeps with a stick and bone
You’re a liar
Baby got the hyperbole
Baby got the hyperbole
Kick the dog when the whistle blows
You’re a liar

Rip it up on retribution
Turn it up sideways

Ready, aim, fire
Fire, ready, aim

Stick a hammer in your mouth
You’re a liar
Knock your teeth out to the ground
You’re a liar
Baby got the hyperbole
Baby got the hyperbole
Knock your teeth out to the ground
You’re a liar

Rip it up on retribution
Turn it up sideways

Ready, aim, fire
Fire, ready, aim

Feed the creeps with a stick and boneだけ何を意味しているのかわからなかった。
まさかCREEP(Committee for the Re-Election of the President)=大統領再選委員会ではないとは思うが⋯。

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