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【和訳】Green Day – Nice Guys Finish Last

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解説/Interpretation

グリーン・デイの5枚目のアルバム『Nimrod』の冒頭を飾り、初期のベストアルバム『International Superhits!』にも収録されている疾走感のある楽曲。

1997年発売のニムロッドは大ヒット作『ドゥーキー』からさほど変化のなかった『インソムニアック』が前作ほどは売れなかった影響を受けているアルバムで、
バンド自身、スリーコードの曲構成にも飽きてきたし、アコースティックソングやサーフソングだって本当は隠さず出したい!という想いから、
ストリングスを導入したり、ビリーが今までまったく吹けなかったハーモニカに挑戦したりと、音楽的には様々な試みが行われている。

そしてこのオープニング曲は『インソムニアック』から『ニムロッド』への移行をスムーズにするという立ち位置の曲らしい。

ニムロッドは元は聖書に登場する古代の王・偉大な狩人の名前だが、バッグス・バニー(アメリカアニメのウサギのあいつ)の影響等で、馬鹿マヌケといった意味を持つスラングになった。

曲のタイトルは「良い奴は最後にゴールする=善人は報われない正直者は馬鹿を見る」といった意味を持つ慣用句。

歌詞は、優しい人を皮肉っているというより、周囲に好かれるために周りに合わせたり、媚び続けて自分を失っている人間を茶化しているような内容。

「(成功して)大きなアリーナで演奏するようになって、自分たちが嫌っていたものになっていき、楽しくなくなっていた」という当時のビリーたちの心境・居心地の悪さ、スターダムへの反発も込められているだろう。俺たちはそういう成功者ではないと。

日本語訳/Translation

お人好しは損をする
お前はもうガス欠寸前
同情なんてしてたら自分が置き去りにされるぞ
最悪な気分の時こそ最高の自分になれる時もある
自分はもう用済みだと感じているのか
排水溝へ流れていく小便みたいによ

圧力鍋みたいに脳みそを煮詰められては狂人扱いされる
泣きそうになるほどクソ幸せだよ
どんなジョークにも本音は混ざるものだが
今ではお前が笑い者だ
そんなに愉快な奴だったなんて知らなかったよ

ああ 善人は報われないのさ
のけ者ならなおさらだ
自画自賛はやめておけよ
背骨が折れるかもしれないぜ

命令されるがままに生きて
やたらと握手ばかりして
媚びへつらっては信頼すらもすべて垂れ流し
必要なものだけかっさらって
餌をくれる手には噛みつく
お前は自分が何者だったかさえ忘れて
恥すらも失ってしまった

歌詞/Lyrics

Nice guys finish last
You’re running out of gas
Your sympathy will get you left behind
Sometimes you’re at your best
When you feel the worst
Do you feel washed up
Like piss going down the drain

Pressure cooker pick my brain and tell me I’m insane
I’m so fucking happy I could cry
Every joke can have its truth
But now the joke’s on you
I never knew you were such a funny guy

Oh, nice guys finish last
When you are the outcast
Don’t pat yourself on the back
You might break your spine

Living on command
You’re shaking lots of hands
You’re kissing up and bleeding all your trust
Taking what you need
Bite the hand that feeds
You lose your memory
And you got no shame

Pressure cooker pick my brain and tell me I’m insane

圧力鍋、俺のことを根掘り葉掘り探っては、お前は狂っていると言ってくる。
かなり比喩的な一行だが、「散々精神を追い詰められて異常者扱いされる」といったニュアンスだと思う。

Every joke can have its truth / But now the joke’s on you

英語としては簡単なんだけど、意味は「人を笑ってたつもりだろうが、今笑われてるのはお前だぜ」に近いかな。

Don’t pat yourself on the back / You might break your spine

pat yourself on the backは日本語にはない表現だが、自分の背中を軽く叩きなさい=自分を褒めてあげなさい、という慣用句。
そこに背骨が折れるかもと続いているので、自画自賛も程々にしとけよといった意味になる。

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