[解説・意味]
1stアルバム『DON’T TRUST ANYONE BUT US』の3曲目で、バンドが結成してから初めて完成させた曲。
この最初の曲が当時のバンドの方向性を示しているように、初期のエルレガーデンはエモやメロコアというよりは、ポストグランジ感すらある(メロディアスな)オルタナで、アルバムを通して2nd以降のポップパンク感は薄く、どこかダークな雰囲気を持っている。
曲は細美さんの真骨頂とも言える切ない歌詞で、うぶギターも泣きまくっている。
作詞家としての細美さんはその時の状況や心情を歌(詞)にすることが多い気がするから、もしかしたら「Raindrops」の相手との後日譚というか、二人の関係の続きの歌なのではないかと予想している。
本当に近くにいた存在だったのに、お互いを傷付け合うばかりになってしまい別れて、距離が離れて・相手を失って、やっとその大切さに気付いた。だがもう離れすぎてしまって元には戻れないという大きな後悔と未練。
なんだろうね。前のまま一緒にいても結局は辛い状態が続いたんだろうけど、あれほど一緒にいた相手がいなくなってしまったという喪失感はね。どうしようもなかったし、感じるべくして感じている感情なんだろうけど、切ないね。
[日本語訳]
新たな一日が来て目を覚ます
君のことを想う前に僕が言ってしまったことについて考える
僕らはお互いを壊してしまう寸前だった
君は君なりの考えを持っていた
まだ僕は完全に同じ考えにはなれない
大事なことを君に伝える
うまく説明できないけど
僕の人生の中で君がどんなに大きな存在だったかに気付いた
「自分より大切にしてくれる誰かがあなたにはいるはず」
というのが僕らの共通の意見だったのに
君は僕と同じ気持ちになってくれるかな
今も君の幸せを願っているよ
ようやくたどり着いたこの気持ちを感じられるかな
君も感じてくれるかな
君がそばにいてくれていたことに僕は気付いていたんだろうか
言えなかったあまりに多くの言葉
君が元気でいてほしいと願い続けているんだよ
まだ君は僕と同じ気持ちになってくれるかな
遅すぎるだろうかと考えてしまう
君が去ったことに気付いたとするにはもう遅すぎるだろうか
君がそばにいてくれていたことに気付いていれば
君が必要としてくれていたことに気付いていれば
君は僕と同じ気持ちになってくれるかな
今も君の幸せを願っているよ
ようやくたどり着いたこの気持ちを感じられるかな
僕と同じ気持ちになってくれるかな
今も君は僕のものだと願っている
ようやくたどり着いたこの気持ちを感じられるかな
君も感じてくれるかな
[Lyrics/歌詞]
Another day is coming so I wake up
Think of what I said before I think of you
We were almost crashing ourselves
You had your own conviction
I’m not quite as well yet
Something big to tell you
It’s quite inexplicable
But I know how you were
Big in my life
Though on the point we agreed
“There’s someone treats you better than I did”
Can you feel like I do
I still hope you’re happy
Can you feel like I do in the end now
Can you feel
I wonder if I knew that you were beside me
Lots of words left unsaid
You know I still hope you’re fine
Can you still feel like I do
It makes me wonder if it is too late
Is it too late to notice you’re gone now
I wonder if I knew that you were beside me
I wonder if I knew that you really needed me
Can you feel like I do
I still hope you’re happy
Can you feel like I do in the end now
Can you feel like I do
I still hope you’re mine
Can you feel like I do in the end now
Can you feel