[解説・意味]
1stフルアルバムのタイトルと同名の曲ながら、どのアルバムにも収録されておらず、2ndシングル『指輪』もサブスク未配信なので、
エルレガーデン全楽曲の中でもトップクラスに知られていない曲。(同じくこのシングルに収録されている指輪と45は1stアルバムの方にも入っている)
作曲は生形真一。エルレの曲で作曲が細美さんではなくウブ氏なのは、この曲と「Raindrops」「The End Of The World」の3曲。
今となってはthe HIATUS/MONOEYESとNothing’s Carved In Stoneが共作しているとも言える。
活動再開後(だからこそ)作詞作曲が分担された曲がまたあってもいい、あってほしいと思っているファンもいるんじゃないかな。『My Own Destruction』以降の曲作りの流れ的に多分なさそうだけど。
歌詞の内容は、ライブが決まったから、昔気になってた女の子に電話をかけて誘ってみたけど、自分のこと覚えてないし、そのライブも行けないと思う(おそらく来る気がない)と拒否られるというまあ最悪な展開。
半ばヤケクソっぽいけど、(その相手というより今の現状を)いつか見返してやるという感情が滲み出ていて、良い感じに”若い曲”になっていると思う。今はバンドがすべてだと。
もしかすると実際に起こった出来事を歌っているのかもしれない。
そうならば、この彼女は電話をかけてきた相手がその後ブレイクしてZOZOマリンスタジアムを埋めるほど有名になったことに気付いたか気付いていないか…。
細美さんの性格的にもう知らねえ!とこれで連絡先を消してそうだけど、そんなエピソードがあったからこそ作られた曲もあると考えると興味深いし、シンプルに面白い。
[日本語訳]
僕が電話をかけると
彼女は電話越しに答えた
「お誘いありがとう、でもあなたのことが思い出せないの」
「久しぶりだしね」と返した
「申し訳ないけど、行けるとは思えないわ」
わかった 君は仕事に行けばいい 僕は歌い続けるから
君は家でも買いなよ 僕はギターを買うから
もう自分たち以外信じない
他に言うことはないよ 縁がなかったんだ
自分たち以外信じない
もう何も言うことはない 気の迷いだったのさ
僕は戦い続けるんだ
絶対言わないよ
「君が来てくれないと死にそう」だとか
「君が聴いてくれないと死にそう」だとか
「君がここにいないから死にそう」だなんて
もう自分たち以外信じない
他に言うことはないよ 縁がなかったんだ
自分たち以外信じない
もう何も言うことはない 気の迷いだったのさ
僕は戦い続けるんだ
[Lyrics/歌詞]
I called her up
She answered on the phone
“Thanks for the invitation, but I don’t remember you”
“It’s been a while”
He answered on the phone
“I am so sorry, but I don’t think I can go”
All right
You go work I will keep singing my songs
You buy your house I will buy my guitars
Now I don’t trust anyone but us
Nothing more to say
Not to be superstitious
Don’t trust anyone but us
Nothing more to say
Just don’t be superstitious
I am still fighting
I will never say
“I am dying cause you are not coming” or
“I am dying cause you don’t hear me” or
“I am dying cause you are not here to see me”
Now I don’t trust anyone but us
Nothing more to say
Not to be superstitious
Don’t trust anyone but us
Nothing more to say
Just don’t be superstitious
I am still fighting