[解説・意味]
2ndシングル『指輪』と、1stアルバム『DON’T TRUST ANYONE BUT US』に収録されている曲。後者は次曲「風の日」への(月の英語Verの)繋ぎも含まれているから少し終盤の内容が違うけど。
1stアルバムのサンプル版である『Glim』の頃は「Party After The Show」というタイトルだった。
歌詞の内容は昔のエルレそのもの。自分たちより早く・若く成功したバンドはいるのに、今の自分たちは成功どころか借金だらけで、正直めちゃくちゃな状況。
でも将来的にはなんとかなると思っていて、そこまで楽しみながら行こうぜ、という風に細美さんがメンバーに対して歌いかけている曲だと解釈している。
バンに乗り込んで交代で運転しながら回ったライブ・ツアー活動や、楽曲のクオリティの高さで徐々に人気が広がり、実際にその後バンドがなんとかなったこと、大人気のバンドへと成長したことを考えれば胸がアツくなるのは当然。
I don’t trust anyone but usもWe are sure to make itも同義だったわけで。
活動再開後に歌詞を見返すともはや泣けそうでもある。
細美さんがドキュメンタリー『Lost & Found』で、ELLEGARDENが俺にとって何かじゃなくて、「俺がELLEGARDENのボーカルなんだよ」と語っているのを見た後だとなおさらね。
[日本語訳]
友達のライブが始まるまであと45分
でも僕らはまだ会場から100マイルも離れた場所にいる
ほぼ半分くらいまでは来た
今夜僕らのために歌われる最初の曲に間に合うように車を飛ばしている
タイヤはパンクしていてガソリンも尽きそうだ
暗くなっていくのにヘッドライトが切れている
地図は古すぎて自分たちがどこにいるのかもわからない
でも進まなきゃいけない
なんとかなるとは思っているよ
アクセルを踏んでいこうぜ
少なくともライブ後のパーティーには間に合うはずさ
楽しむためにここにいることを忘れないでくれ
責め合うためじゃなくてさ
前の角を曲がりそこねた
大通りに戻るために左に曲がらないといけなかったんだ
もうすぐだぜ なあ相棒
たった5分遅れさ
ライブの方も遅れてるかもしれないだろ
君を連れて行くよ
僕がそこまで案内するさ
連れて行くって約束する
その場所まで導くから
もはやタイヤは燃えている
街外れまでは来た
暗くなってしまったけど明るい光がその先に見える
もう地図は必要ない
僕らがどこにいるかははっきりとわかる
きっとなんとかなるさ
[Lyrics/歌詞]
Our friend’s show will begin in 45 minutes
But we are still a hundred miles away from the hall
We are at almost half way there
Driving fast to catch the first song he will sing for us tonight
Our tires are flat
We could be running out of gas
It’s getting dark now
Our headlamps are failing
Maps are too old
We don’t even know where we are
But we have to go
We think will make it
Step on the gas
We’ll be in time at least for the party after the show
Don’t forget that we are here to have fun
Not to throw blame around
We screwed up at the last corner
Then we had to make left turn to get back to the main street
We are almost there
Come on buddy
We are only 5 minutes late
You know the show could have been delayed
I will take you
I’ll lead you there
I promise that I will take you
I’ll lead you there
Now the tires are burning
We are at the edge of the town
It’s dark now
But we see the bright lights there
We don’t need these maps anymore
We are quite sure of
Where we are now
We are sure to make it