解説/Interpretation
発売30周年を迎えた昨年、全米だけで2000万枚以上の売上を記録し、ダブル・ダイヤモンドに認定されるほど売れに売れまくり、Sum 41にもMy Chemical RomanceにもLady Gagaにも影響を与えた『Dookie』からの最後(5枚目)のシングルカット曲。
ちなみにレディ・ガガの初めて買ったアルバム(多分CD)らしい。
90年代の曲だからまだ特別古びているってわけではないんだけど、なんだかもう古き良き時代を感じる。その空気感というか、なんというか。
歌詞に出てくるyouはおそらく「She」とは別の彼女、エイドリアン(アドリエナ)・ネッサーのことで、1990年の初ツアーでミネアポリスのライブ会場にいた10人の中の1人として楽屋に招待したのがきっかけで恋人関係に発展した二人の、その後のカップルとしての悩みが反映されているのだと思う。
グリーン・デイが徐々に売れていき、ツアーに出る回数に比例するように会えない日も増えていき、自然と遠距離恋愛という形になってしまったことで、彼女が不安になり、泣いたり怒ったりで困らされたり、浮気を疑われたり、破局を考えるようになったり、といった状況が想像できる。
そういう不機嫌な彼女に対して、俺はその辺をぶらぶらと回っているだけで、君は今のファンとは違って、俺が戻ってくる時には会えるんだからそんなに神経質にならないでくれよ、と宥める彼氏の想いがたっぷりこもった、ある意味では(亜種の)ラブソング。
ビリー・ジョー・アームストロングはグルーピーと寝たことはないと過去に発言しているが、それでも一度も浮気がなかったとは思わないし、一度破局を挟んではいるんだけど、こんな歌を贈ったりしてまたよりを戻し、『ドゥーキー』発売から数ヶ月後には結婚して(結婚式は5分で終了したけど)、子宝にも恵まれて、数十年寄り添い続けているわけだから、結果的には純愛感があるし、
エイドリアン目線のストーリーとしては「売れないバンドマンの彼氏がスーパースターになった」ってのはもはや少女漫画超えの展開だ。
彼らの息子二人も父親と同じ音楽の道へ進み、兄のジョーイ・アームストロングはSWMRS(スイマーズ)というバンドのドラマーとして来日も果たしているし(2020年にバンドからは脱退)、弟のジェイコブ・アームストロングもJakob Danger(ジェイコブ・デンジャー)という名前で活動している。
家族としてはThe Booというバンド名義でEPを発売したこともある。ちなみにボーカルはママ・エイドリアン。ビリー(Daddy O)はベース担当。
ビリーの精神的に危ない(薬物依存の)時期も乗り越えたし、これからもハッピーファミリーでいてほしい。
日本語訳/Translation
君が大声で泣き喚く声が街中に響き渡っていたぜ
誰かを探し求めているようだがそれは外をうろついている俺のことだろ
可哀想な自分の膝を抱えて
寂しがってないでさ
その涙目を乾かしておくれよ
俺はちょっとその辺をぶらついてるだけさ
裏庭でだらけたりしてるだけなんだから そんなにピリつかないでくれ
俺を振ろうと考えているんだろ
世界中を探し回らなくたっていいんだ
だって君は俺が現れる場所を知っているんだから
俺の気が向いたときはさ
言いたいことはもうわかってる
だから俺のドアを壊さないでくれ
俺は敗北者で常習者だから告発者は要らないよ
君が正しいことは認めるから非難されたって構わない
だから好きにすればいい
でも賢くやれよ
疑ったところで何もなかったと気付くだけかもしれないし
真実ではないことを押し通すことはできないんだ
世界中を探し回らなくたっていいんだ
だって君は俺が現れる場所を知っているんだから
俺の気が向いたときはさ
世界中を探し回らなくたっていいんだ
だって君は俺が現れる場所を知っているんだから
俺の気が向いたときはさ
俺の気が向いたときは
俺の気が向いたときは
俺の気が向いたときは
歌詞/Lyrics
I heard you crying loud all the way across town
You’ve been searching for that someone and it’s me out on the prowl
As you sit around feeling sorry for yourself
Don’t get lonely now
And dry your whining eyes
I’m just roaming for the moment
Sleazin’ my back yard, so don’t get so uptight
You been thinking about ditching me
No time to search the world around
‘Cause you know where I’ll be found
When I come around
I heard it all before
So don’t knock down my door
I’m a loser and a user, so I don’t need no accuser
To try and slag me down because I know you’re right
So go do what you like
Make sure you do it wise
You may find out that your self doubt means nothing was ever there
You can’t go forcing something if it’s just not right
No time to search the world around
‘Cause you know where I’ll be found
When I come around
No time to search the world around
‘Cause you know where I’ll be found
When I come around
When I come around
When I come around
When I come around
I’m a loser(俺は敗北者で~)のところは意味不明だと思うけど、erで韻を踏んでいるだけだから特に意味はないはず。userはドラッグ使用者・麻薬常習者ってことで。
