[解説・意味]
いろいろと余裕がなさすぎて久しぶりの更新になってしまったけれど、来年に解散を控え、今年の3月にラスト・ジャパン・ツアーを終えたカナダのバンド、Sum 41から再開。
もう解散しますよ、これが最後のツアーですよ、と事前に知らせてくれるのはファンにとって本当にありがたい。自分も福岡で見納めができた。
デリックの喉の不調で中止になったZepp Nagoyaに行く予定だった人達は可哀想すぎるし、その名古屋公演の3日後がZepp Fukuokaだったから気が気じゃなかったけど。
「With Me」はその最後のツアー『Tour Of The Setting Sum』でも披露されたバラードで、デイヴ・バクシュ(ギター)が脱退して、メタル感が薄れポップパンクへと回帰(?)した4thアルバム『Underclass Hero』と、
ベストアルバム『All The Good Shit: 14 Solid Gold Hits 2000–2008』にも収録されている(邦題は『ザ・ベスト・オブ・SUM41 -出血暴飲感涙ベスト-』)。
4thは売上・人気共に全盛期最後のアルバムと言えると思う。
時期的に発売前年に結婚したアヴリル・ラヴィーンへのラブソングというかプロポーズソングと捉えられる。
過去の過ちを思い出しながら、今大切な人を失わないために全力を尽くすという決意、そしてこれからの二人に起こるどうなるかわからない未来について。
まあ、結局二人は数年後には離婚してしまうわけだけど、この時期の愛や想いに嘘偽りなどないだろうし、なんだか男気を感じつつもピュアな愛の歌になっている。メロディも美しい。
タイトルのWith Meは歌詞中には出てこないが違和感はない。君も一緒かい?この先も隣にいてくれる?と。
[日本語訳]
この瞬間がいつまでも終わらないでほしい
だって君がいなければ何も意味がないから
君の笑顔を見るためならここで永遠にでも待つさ
本当だよ だって君無しの僕なんて空っぽだから
何もかもを間違えてきた
つまづいては転んで
でもこの言葉は本物なんだ
君に知ってほしい
すべてを捧げてでも僕は君を離さない
言葉は心と魂そのもの
この瞬間にしがみ続ける
引き裂いてでも心の中を見せたいよ
僕は君を離さない
言葉にならなかった想いは誓いの中で永遠に
記憶の欠片が抜け落ちていく
僕に何が足りなかったのかわかった だからこそ手放せない
本当さ 君無しの僕なんて何も意味がないんだ
今まで独り歩いてきた道に
行き先などなかった
だがその道も終わりだ
君の目の前で
それは空から落ちてくる
君自身が何を探し求めているか知らなくても
これから何が見つかるのか知らなくても
[Lyrics/歌詞]
I don’t want this moment to ever end
‘Cause everything’s nothing without you
I’d wait here forever just to see you smile
‘Cause it’s true I am nothing without you
Through it all
I’ve made my mistakes
I stumble and fall
But I mean these words
I want you to know
With everything I won’t let this go
These words are my heart and soul
I’ll hold onto this moment you know
As I’ll bleed my heart to show
And I won’t let go
Thoughts read unspoken forever in vow
And pieces of memories fall to the ground
I know what I didn’t have so I won’t let this go
‘Cause it’s true I am nothing without you
All these streets
That I walked alone
With nowhere to go
Have come to an end
In front of your eyes
It falls from the skies
When you don’t know what you’re looking to find
When you just never know what you will find
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