解説/Interpretation
1997年発売の5枚目のアルバム『ニムロッド』からのシングル。
『International Superhits!』という最初のベストアルバムにも収録されている2分半という短めの楽曲。
Redundantは冗長や重複といった意味で、この曲はビリーと妻のエイドリアンとの関係について歌われている。
歌詞を見てわかる通り、完全にマンネリを迎えた二人の空気感が反映されており、「初期の関係を取り戻すには努力が必要」というメッセージも込められているらしい。
しかし、二人は別れることなく、30年以上も連れ添っていることで、この曲以降も様々な名曲が生まれている。
日本語訳/Translation
俺たちは同じことを繰り返しながら生きている
またいつものお決まりに甘んじて
今ではそのマンネリが争いへと変わってきた
生産ラインのように続いていく
何度も何度も何度も ジェットコースターだ
もはや俺は話すことすらできない
声を失ってしまったよ
言葉が出てこないし 出ても同じことばかり
「愛してる」だけでは足りないみたいだから
もう伝える言葉がないんだ
振り付け通りで情熱はなし
昔の俺たちの出来損ないのようだ
吐き気がするほど同じやり取りを繰り返して
今では当たり前の存在になってしまった
無駄にして 偽って 飲み込んで 嫌になったんだ
歌詞/Lyrics
We’re living in repetition
Content in the same old shtick again
Now the routine’s turning to contention
Like a production line going
Over and over and over, roller coaster
Now I cannot speak
I lost my voice
I’m speechless and redundant
‘Cause I love you’s not enough
I’m lost for words
Choreographed and lack of passion
Prototypes of what we were
Went full circle ‘til I’m nauseous
Taken for granted now
I wasted it, faked it, ate it, now I hate it
Content in the same old shtick again
shtickは芸人の持ちネタ・定番のギャグみたいな単語で、same old shtickでいつものアレ。それでcontent=満足しているので、惰性で行っている性行為を指すのかもしれない。
Like a production line going / Over and over and over, roller coaster
ライン生産・流れ作業のように喧嘩や仕方なしの仲直りを何度も繰り返して、最後のローラーコースターはひたすらぐるぐる回り続けているという意味と、感情は激しく上下しているというどちらの意味も含んでいると思う。
Taken for granted now
take ~ for grantedで、「~がいて当然だと思う」といった表現。
相手の存在に慣れすぎて、そのありがたみや大切さを忘れている状態。
